京都議定書から10年・・・
これは、温暖化防止の京都会議が行われた
宝ヶ池国際会議場のすぐ近くにある、
円通寺の庭から比叡山を望んだ写真です。
CO2排出権取引は、EUでもう始まっているそうですが、
これも下手をすると、強いものが弱いものを駆逐して、
結局、貧富の差どころか、
生きる権利すら強いもの勝ちの世の中にしてしまうような、
なんとなく予感がします。
それに、排出権も相場が変動すれば、
結局、排出権取引市場というものができて、
今回の金融危機のようなへんな状況が
また一つ地球上に生まれる
ような
そんな危惧さえ、なんとなくしてしまうのです。
みなさんはどう思われますか?
もちろん、企業や政府や、個人のレベルで、
CO2排出をどんどん減らす「待ったなし」の時期に来ていることは
間違いがないのです。
でも、排出権を高額で買い取れば、
いつまでもCO2排出し続けることが可能なのですから、
そういう人たちも出てくるでしょうね。
水も空気もタダじゃないって、悲しいし、
恐いですよね。
でも、タダでないようにしたのは、
他ならぬ私たち自身。
便利さも、みんなで元気に放棄すれば、
不公平はなくなるのじゃないかな。
過渡期、軟着陸の工夫が大事なのですよね。
みなさん、どう思われますか?
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